チョコララご近所グループでの第2回 高倉式コンポスト講習会が終わりました。
前回:ボランティアに必要なのはCPへのプロデューサー視点
知識伝達型教育
会場に向かう途中、グアテマラかどこかで算数プロジェクトか何かやってるイケメン同期の動画を見せて「同じ時間過ごしてるのに、スペイン語のレベルが違う」という現実を噛みしめていました。それもそのはず。彼は語学訓練時代、スペイン語の形容詞の使い方が分からず半泣きで教えてもらいに行ったらズバッと解決してくれた恩人。アレがあったから語学訓練がんばれたのは内緒の話w
そうこうしてると「ドミニカの算数の先生は質問されても答えないし、答えたとしても間違った答えを平気で言う。授業の準備もしない」という情報が。あー、それは何となく知ってたけど、質問したワケでもないのに現地人からこういう思わぬ形で聞かせられると現実が見えますね。
で、高倉式コンポスト講習会の話に戻るのですが。
CP、指示するだけで動かねー。発酵液の匂いさえ確認しようとしない・・・。この講習会は基本的に口出ししない様に決めてるのですが、さすがに「自分で確かめて!」と催促しました。
作業中も終始、椅子に座って指示。なんだこの構図。
セシリアがコンポストに興味津々だから積極的に手伝ってくれてるからいいものの、なんかドミニカの学校の授業風景が想像できる・・・。この1年、何度か学校で環境教育の授業をしましたが、基本的にぼくは「お客さん」なので、当然イイトコばっかり見せられますからねえ。
降って湧いたリーダー研修会
CPに今年の目標を立てるぞ!と言い続けて、もう2月。そもそも今年の目標は?って聞いたら「目標は文化の仕事をする。私は文化部門の人間だから、環境教育じゃなく文化のことで働きたい」と言われる始末。話し合いの時間すら持ってもらえません。JICAに要望出したのアナタでしょうに。
そんなグダグダな職場で、やっと目標の様なものが。「環境教育のリーダーを育成する講習会を、週1日2時間でやりましょう」。
出た~!大風呂敷。とは言え、せっかくのチャンスなので乗っかることに。「じゃあ、10回シリーズで修了したら市長とぼく名義で賞状とポロシャツを渡すってのは?」って言うと、これがノリノリ♪ポロシャツは市役所で用意する!とまで言い出した。予算ないんじゃないの・・・?まあいっかw 大風呂敷には大風呂敷。言ってみるもんです。
大風呂敷ついでに「マイケル・ジョーダンの名言を通じて学ぶ参加型環境教育」ってしてみました。やたらエア・ジョーダンを履いてる若者が多いドミニカ。あと、ジャンプマンのアクセサリー。なので、子どもに教えるときにとっつきやすいかなー?と思って。“才能で試合に勝つことはできる、だがチームワークと知性は優勝に導くんだ。”とか、すごく使いやすい。
どうなることやら。つづく。