2016年2月17日水曜日

に、西日本新聞、おもしろいじゃないか!ペンと初恋が孫の未来を明るくする?

バレンタインも終わりましたね。「恋心」について話す機会があったのと、facebookで流れてきた「子ども食堂」が繋がったので書いてみます。

寄付つき広告って、どう?

「まつやま子ども食堂」の流れで入ってきた西日本新聞の連載「子どもに明日を」。

民間の支援団体代表にそうした現状を話すと、「私たちが食品を提供しましょう」と申し出てくれた。これまで継続的に受け取った生徒は約10人。田中の個人的努力と民間団体の取り組みが、子どもたちの食をかろうじてつなぐ。

 「学校は子どもを救う最前線。子どもたちが抱える問題は、目を凝らさなければ見過ごしてしまう」

―― いま、学校で(1) 生徒の食「配給」が命綱

ちょうど一昨日の記事でドミニカの学用品問題のことに触れましたが、日本でも子どもの貧困は問題になってますね。

過去記事:高校を卒業するまでに買った〇〇〇は13個?日本に居ながら地球の裏側の未来を紡ぐプロジェクトが始動!


いま思えば、学校ほど異性との出会いに満ちた場所はなかったと思います(ぼくは共学でした)。その出会いの場所に貧困が原因で異性が来れなくなるとすれば、それはもう多大なる恋愛のチャンス、いや社会的機会損失ですよ。出会えなければ人生変わることだってある

また、西日本新聞はクラウドファンディングサイトも持っていて、子どもの貧困解決のプロジェクトを紙面とうまく連動させています。

下大利食堂は、インターネットの募金「クラウドファンディング(CF)」で開設費用の募集も始めた。申し込みはCFサイト「LINKSTART」https://greenfunding.jp/linkstartから。

―― 子ども食堂にはなちゃん協力 みそ汁を一緒に食べよう

おそらくクラウドファンディングサイトでプロジェクトを公開した直後の記事掲載。自社媒体で社会的な影響を高めるエコシステムをつくろうとしているのでしょうか。若者・子育て世代より高齢者にお金を割く政府が居るなら、そのお金を民の力で若者・子育て世代に還流させる必要があります。新聞離れが叫ばれて久しいですが、高齢者層にはまだまだ強い影響力を持った媒体。そういう意味で、新聞社がクラウドファンディングサイトを持つのは良いなあ、と。

そこから一歩進んで、西日本新聞さんには是非とも「寄付つき広告」をしてもらいたい。

新聞は取材力で社会的インパクトを生み出してナンボな面もありますが、特集紙面の下側(全5段)の広告の収益の一部を特集対象の社会的課題(今回で言えば「子どもの貧困」)の解決に取り組む団体に寄付するとか。広告枠は新聞社の貴重な収入源の1つですが、そこを活用することで広告主に対する価格は下げずに、広告価値と自社媒体の価値を同時に高めることができるのでは?記事広告やgooddoとはまた違った意味合いが出てくるはず。

中小企業の多くはオーナー会社。なので、高齢化による後継者問題を抱えている企業の社長さんなんかは初恋の気持ちを思い出しながら広告を出すといいですよ!孫が素敵な異性に出逢える機会の確保のためにも。


【写真】
(上)カカオ畑の中での1枚。地面がオレンジ色っぽくなってるの分かりますかね?アマポーラという木の花が落ちてます。この上を恋人と歩くと幸せになるんだとか。

(下)カカオの新芽。幹から芽吹いているのは初めて見た。