普通に生活しててもB1は・・・
DELEとは
DELE(外国語としてのスペイン語検定試験 スペイン文部省認定証)はスペイン文部省の下に、スペイン国外ではセルバンテス文化センターが実施する、高い信頼性をもったスペイン語能力試験です。―― DELEとは
JICAの調整員を目指したりする場合、B2レベルが必要と言われています。先輩隊員でけっこう喋れた人でもB2は通ってなかったので、ホントに厳格な試験なんでしょうね。
とは言え、ドミニカはスピーキングが緩い、とも言われています。お喋り大好きな国民性だから、とりあえず喋りまくることが大切なのかも。
実はB1を受けるのは2回目で、1回目はスピーキングが好調で25点満点中23.13点というハイスコア。今回はどうだろう。。。70日後の発表が楽しみな様な、そうでない様な。ドミニカに来てもうすぐ1年。当初よりは多少話せるようになりましたが、まだまだです。
だいたい活動で喋ること少ない(活動自体が少ない)し実質的に1人暮らしなので、スペイン語を喋らないと思えば丸1日喋らないことも。もう少し町に出てコミュニケーションを取ろう(意訳:飲みに出よう)。
ヒアリングに苦労するワケ
ドミニカのスペイン語は速いです。駒ヶ根の訓練所時代に先生からも言われてました。パナマ、コスタリカでも現地人から「ドミニカのスペイン語は速いよね」と言われました。なので、逆に任国外旅行では「あれ?オレって結構、スペイン語イケてる?」と錯覚するほどスペイン語が聞き取れました。
ただし、罠もありまして。
ドミニカのスペイン語、訛ってるんです。代表的なのが「エス」の発音が抜ける。例えば、
「やあ、元気?」的な意味合いの「¿Cómo estas?(コモ エスタス?)」 → 「コモ トゥ タ?」。
「エスタス」のアタマの「エス」とオシリの「ス」が抜けるんですよ。
あと、「待ってよ」の「Esperame(エスペラメ)」 → 「ペラメ」になる。
最初、「ペラメ、ペラメ」って全然分かんなかったし。
それにもまして苦労するのがr(アール)の持つ音の発音。だいたい「ル」で発音するのですが、地方によっては変化します。「何で?」の意味の「¿Por qué?(ポルケ?)」が「ポイケ?」になる。どうやったら「ル」が「イ」に変わるんだ。
思うに、う段の発音よりい段の発音の方が口の形の変化が小さく、速く喋るのに適しているからではないか?と。
うーん、せっかち&めんどくさがり。
そんなカンジで随分訛ったスペイン語なので、きっとスペインに旅行に行ったら田舎感溢れる者として見られるんだろうなあ。