良い子か!
半年ほど前に書いたブログを読み返してみたら、良い風に書いてる。
それでもこの国は、町中に音楽が溢れ(バチャータとメレンゲという2拍子のやつ)、人々は踊り、顔を合わせれば「オラ!」と笑顔で挨拶してくれるので、「まあ、何とかなるか」と思えるのですが。
(ちなみに音楽は超絶爆音です。あと、バイクも爆音。騒音も公害なので、最近、法律が出来たらしいです)
―― ドミニカ共和国で環境教育 / 愛媛の青年海外協力隊ブログ
思えば半年前、住環境に耐え切れず引っ越ししました。人間関係は良かったけど、さすがに毎朝、トイレの異臭と共に目覚める生活に3ヵ月で心が折れた。ポッキリ。着任した当初こそ「おお、協力隊っぽいぞ!この家も含めて、環境を良くしていくんだ!」と馬越青年は意欲に燃えていました。
が、活動はさて置き、日々の住環境というのは本当に大切で。家の外(活動)で散々うちひしがれた後に心休めるべき場所が整っていないというのは、澱が溜まる様にジワジワと精神を蝕みます。他に選択肢がないならまだしも、他の隊員の住居を見てもなかなかのハードコア物件。
家の構造上どうしようもないので、別にdisってるつもりはありません。だって元々は物置部屋だったし、そこを改装までしてくれたホストファミリーや改装費用を出してくれた市役所にも感謝してました。
でも、ある朝、起きてすぐ調整員さんに電話しました。「明日から連絡所に避難します」と。バケツの水が溢れる様に、ある日突然「ムリ!」って。
「堪忍五両、思案は十両。笑う門には福来る」と言いますが、笑ってられなくなったらアウトです。
落語「堪忍袋」ではありませんが、どこかでストレスを発散させて普段は笑っていられるようにするのが大切かと。ドミニカ人もたまにケンカしてるのを見かけますが、あの笑顔をキープできるのは普段からストレスを溜めないからでしょう。
というワケで引っ越した先は割と快適なのですが、町中の目抜き通りに面しているので相変わらず爆音です。最近はもっぱら「うるさいんじゃボケー!」とか日本語で叫んでます。大声出すって大切。歌うのも大切(あ、ドミニカ人は基本的に音痴です)。
警察も取り締まらないどころか、来年の市長選挙の宣伝カーが爆音垂れ流しとか当たり前です。何のために法律つくったんだか・・・。
アーティストがソロ活動する理由
このブログ、10月くらいから更新しだしたんですが、たった数か月前でも感じ方は違うんだなあ、と。
ぼくの様に毎日すること(活動)がなくてヒマな隊員も、こうやってブログを書いておくだけでもその国の事情が伝わって多少なりとも生産性が出てきます。無限とも思えるほど時間があるので、それはもう「精神と時の部屋」に入ったかのごとく、日本で過ごす時間の6倍くらいの速度で日々の感じ方は変わってきます。
しかし、任国に着いて半年もすれば生活にも慣れてくるので、色んなことが新鮮味を失っていくんですよね。なので、隊員は日記でもブログでも何でもいいので日々感じたことを書いておくことをオススメします。小学生のとき、夏休みの絵日記なんて8月31日にまとめて書いてたぼくが言うんだから間違いないです。
あと、こんかい自分のブログ以外に書いた記事を読んで思ったのは「書く媒体が変われば、少しスタンスも変わって面白い」という点。アーティストがソロ活動する理由が分かった気がします。気分転換。気分転換って大切。気分転換することで、自分をフレッシュな状態に保てます。
さあ、そこの愛媛出身の隊員さん、「愛媛の青年海外協力隊ブログ」で一緒にブログ始めませんか?気分転換にもなりますよ!