困ったら電話しなさい
先週は毎日のように顔を出してたのですが、今週は月・火と少し調子が悪く工場行きはパスしておりました。そしたら「あんた、今週はどうしたのよ?」と心配され「ちょっと調子悪かった」と答えると「電話しなさい!『セシリア、ホットチョコレート持って来て!』って言うのよ!」と。優しいおばちゃん達です。うちから工場までは少し距離があるんですが、ありがたい限り。
今日はワインの原料になるリュウゼツランの根っこを切ってたので、そばを通るとき「オレを切らなんとってー」と冗談言ったり。コレですよ、この他愛のないやりとり。一緒に仕事してて楽しいのは。
泣ける!オレの理解者
先日もお伝えした通り、今後の活動はフェアトレードの実現に向けて進んでいきます。
過去記事:【Diario de CHOCO LALA】チョコでちゅん
そのとき、中心になって一緒に動いてもらいたいのがチョコララのメンバー。明日はUMPCアルタミラの会議があるので根回しとして明日のプレゼン内容を見てもらいました。
フェアトレードを活動としてやってくことにした理由を話してるとき、納得しながら言われたのが「誰もあんたを活用してないもんねえ」。
おお~、そこを理解してくれるのか。。。「誰も環境教育に興味ない」とか言われながら職場で過ごしたこの10ヵ月。心の拠り所として通ったチョコララは温かい!まさにホットチョコレート!
それも仕方ないんですけどね。前のCPは市長の友だちという理由でCPになったし、今のCPは本来、市役所の別の仕事があるから。
見落としていた地域資源
アルタミラ、実はRAINFOREST ALLIANCEの認証を持った会社の支社(?)があるんですよ。
なぜUMPCに入ってない!WHY なぜに?
市章にカカオが描かれているくらいなのに、なんでカカオをエコツーリズムの中に組み込まない!前回お伝えしたように、ぼくは元々フェアトレードやりたかったけど、それは活動とは別でのこと。ゆるゆる細々やってました。チョコララは元々、チョコ作りの過程を環境教育に活かせないか?という視点だったので見落としてたー!いやー、視点が変われば見えるものも変わってくる。当然か。
というワケで、明日はその会社の人もUMPCのメンバーに加わってもらえるように提案します。
パッションからミッションへ
チョコレートへの個人的な情熱からフェアトレードを考えてたんですが、活動としてやるからには使命感を持ってやりますよ。組織としての使命感を如何に醸成するか、そこからですね。
すこし古いページしか見つからなかったですが、引用します。
だからといってまず組織ありきで、組織のためにみんなでやりましょうというのではNPOは成り立たない。僕は最近そうした状況を説明するのに「パッションからミッションヘ」という言い方をしています。日本のNPOはどちらかというと個人のパッションの寄せ集めのような組織が多いんですが、自分がやりたいからやるという個人のパッションだけでは効果的な組織的活動はできない。個人のパッションを共有しながら、自分たちは社会的に何をするかという組織のミッションをどうつくっていくか。そのミッションを実現するためにどれだけ資金がいるか、どういう社会的関わりが必要か、マネジメントをどうするか。そういうことをきちんと考えていかなければいけないと思うんです。組織運営というか、UMPCアルタミラは色々な団体のリーダーが集まっているものの、各団体の連携が今一つ上手くいってないんですよね。そこに切り込んでいきます。個人でやるワケじゃなくなるからダメ元とか言えないし。言わないし。
―― パッションからミッションへ期待されるNPO活動のこれから / 日本NPOセンター山岡義典常務理事に聞く
「もっとスペイン語勉強しないとダメよ~」とすかさず突っ込んでくれるチョコララメンバーの心強いこと。
そんなこんなで今日は新製品(?)のハート型チョコの包み作業をしてました。