2015年12月16日水曜日

ドミニカで「一鶴」風の骨付き鳥をつくってみた。

全世界1000万のJICAボランティアのみなさん!準備はいいですか?飯テロの時間ですよ!
(※活動中のJICAボランティアはだいたい2500人くらいです。OVは5万人弱?)

環境教育隊員ぽく油の再利用


まず結果からお見せしましょうかね。


はい、骨付き鳥と塩にぎり、白菜の塩こんぶ和えとセルベッサです。



こないだ隊員が遊びに来てくれた際、から揚げをつくったんですけど、油の処理に困ってたんですよ。ほら、ぼくって環境教育隊員じゃないですか。いくら郷に入っては郷に従えと言われたって、排水溝にそのまま流すのは気がひけちゃって

で、たまたま見つけたのがコレ。

サラダ油(出来たら鶏の油や揚げ物で使った使い古しの油を漉したもの)

―― 一鶴の味を目指して!親鳥だけ☆ / クックパッド

これは良いということで、さっそくつくレポですよ。普段はInstagramでUPするんですが、こんかいはこっちで。

その前に、「一鶴」とは何ぞ?という隊員に。

創業六十年。
骨付鳥一筋、四国・香川で守り続けてきました。
鳥のもも肉を、まるごと一本。
特製スパイスをふりかけてじっくり焼き上げた
これが一鶴の骨付鳥。
ビールといっしょにあつあつをガブリ
豪快にめしあがってください。
―― 骨付鳥 / 一鶴HPより

わかりましたか?とにかく美味しいのですよ!

それでは、いきましょう。

ニンニク1個使います。半分はすりおろして鶏肉にもみ込み、あとは油に投入。


油にニンニクと塩を入れる。


弱火でじっくり。スプーンで油をかけてあげます。


ひっくり返したの図。この辺からいい匂いがしてきます。


おおおお!見たことあるぞ、この焼き具合!


同時進行で炊いていたご飯をおにぎりにして、いざ「いただきます!」。


やー、ドミニカの肉料理って基本的に固いんですよ。高温で長時間火を通しすぎてパサパサしてるというか。なので、こういったジューシーな肉料理が恋しくなる

材料は肉と塩・コショー、ニンニクなので、割とどの国でも手に入るかな?調理時間は小一時間かかりますが、時間だけはたっぷりありますからね、JICAボランティア

これは何もJICAボランティアが仕事をしていないというワケではなくて、ドミニカをはじめとした途上国は日本ほどあくせく働いていない、ということです。どっちが良いとか悪いとかではなく、一長一短ですね。日本人は勤勉に働いてきたからこそ発展したワケですし。時間通り、計画通り、丁寧に仕事ができるというのは日本人が誇る美徳です。ただ、その美徳も行き過ぎると害が出てくるのですが。

いずれにしても、食事をつくったり家族や友だちと一緒に食事する時間をゆったり取れるというのは人間にとって大切なことだと思います。

とか言いながら、2本つくっても1人で食べたんですけどね!