2015年12月25日金曜日

クリスマスなのでドミニカ音ガク事情をお届けしますよ。

山下先生は歌いました。「きっと君は来ない、1人きりのクリスマス・イブ。んー、サイレントナイト、ホーリーナイト」と。

いやいやいやいやいやいや。サイレントなナイトなんてドミニカにありません(`・ω・´)キッパリ
1人でなんて過ごせません!もちろん家族と過ごします!!昼間っから「ワイン飲むわよ!」って電話かかってきたぞ。

音楽?オンガク?

「ドミニカって、メレンゲあるんでしょ?」とたまに、たっま~に他国の隊員に羨ましがられます。

そうだねー、あるよー。クッソうるさいけどな!

このブログでも過去に何度か触れたかもしれませんが、メレンゲ発祥の地・ドミニカは踊り好きには堪らない国かもしれませんね。

でも、ちょっと想像してみてください。

年中国中、同じ曲が爆音でかかってるんですよ?言ってみたら炭坑節と河内音頭と会津磐梯山とオバQ音頭とヘビーローテーションが日本中で春夏秋冬、町の商店からレストラン内までフルテンでかかってるんですよ?それ羨ましい?

屋外ではこんな車とか使って。しかもムダに重低音を響かせて。


ぼくは音楽好きな方ですが、どっちかって言うと「音」そのものの方が好きなので、ドミニカ人がやたら重低音だけ効かせて音楽を流したり、そもそも音割れしてるのとか本当に萎えます。

音、我を苦しめると書いて音我苦ですよ。キラキラネームか。


というワケで、良質の音楽を求めてドミニカの東の端で開催されたフェスに行ってきました。


豪華ラインナップで6000円!

何のフェスに行ってきたかと言うと、コレです。


EDM好きには堪らないラインナップ。帰国した隊員からも随分羨ましがられました。このメンツでチケット代6000円ですからね。
これに参加したおかげで風邪をひいたワケですが(ちゃ、ちゃんと月曜と火曜は仕事したんだからね!)。

やー、白眉だったのはスティーヴ・アンジェロ!会場全体としてはメジャー・レイザーがイチバンの目玉っぽかったのですが。




こんかい、あんまり予習せずに行ったので後から調べたらスウェーデンのDJなんですね。北欧系は音づくりに透徹した精神性みたいなのがあって好きです。そのむかし、同僚に教えてもらったジャガ・ジャジストとか。





とは言え、こういうゆる~くハッピーでトロピカルなのも好きです。





・・・あ、全然、ドミニカの音楽事情紹介してないなー。
ドミニカでかかってるバチャータとかメレンゲの曲の中では、ちょいちょいマリオが“1UP”します。何の脈略もナシに。(←もはや代表的な曲の動画を張り付ける気もない)





ドミニカもクリスマス。日本の様にクリスマスソングが掛かりまくるわけでもなく、今日も轟々とバチャータ&メレンゲが鳴り響いています。あ、ちなみにドミニカ人、踊りはめちゃ上手いけど、歌はとんでもなくヘタクソです。それでもミジンコほども恥ずかしがることなくみんなの前で歌います。みんな下手だから恥ずかしくないのか?

みなさま、よいクリスマスをw
今から4時間後くらいに始まるクリスマスパーティーの様子は、また後日レポート。