2015年10月3日土曜日

ドミニカで自分を保つ3つのコツ

ウルサイ国ドミニカ。
国中年中、同じ曲調の同じ曲が爆音でエンドレスリピートされます。

先輩隊員の一言に納得

ドミニカはバチャータ、メレンゲが国民音楽です。
2拍子でズチャズチャやってます。
バスに乗ってもズチャズチャ♪
お店に行ってもズチャズチャズチャ♪♪
となりの家からズチャズチャズチャズチャ♪♪♪

飽きるわ!

ドミニカに来た当初はお国柄と思って「楽しくていいなー」と思ってたのですが、さすがに3ヵ月たったあたりから飽きた。
そもそもウルサイ。うるさ過ぎる。

想像してください。
明らかに迷惑な音量で重低音ブリバリの音楽を垂れ流すクルマが、1時間に1台以上の割合で家の前を通る場面を。
しかも、全部AKB48で。
さすがに嫌になるでしょう?
環境教育隊員的に言うと、明らかに「騒音公害」です。
実際、この国でも「ウルサイ音楽禁止!」という法律が去年か一昨年に施行されたらしいですが、浸透していません。

そんな話を先輩隊員としていたら、「とりあえず音楽がなってればいいんだよ、彼らは」と言われた。

なるほどね。

何でもいいから、何もないよりはマシ、なのか。
人生の楽しみ方を知っている・・・と受け取ることで、少しだけ楽になりました。

知らぬが仏

また、ドミニカでは中古の車やバイクが多いので、排気音もウルサイです。
試しに騒音計測アプリで計測したところ、コンスタントに100dbをマークする始末。

100dbと言ったら、ガード下の騒音レベルでしょうか。

それが分かってからしばらくの間は、心に余裕がなくなりました。
通るたびにイラッとして。
でも、どうにもならないことなので、そのうち諦めた。
世の中、知らない方が良いこともあります。

早起きは三文の得

このようにウルサイ国なので、日常の中に「静寂」を手に入れるのはとてもに難しいです。
唯一、静かなのは深夜から夜明け前まで。
以前は深夜まで起きて「静寂」を味わってましたが、翌日寝坊しかけるというリスクを背負います。
いくら時間におおらかなドミニカと言えども、日本人として寝坊は避けたい!
そう思って最近は23時就寝、5時起床のサイクルにしています。
すると、前日の「ウルサイ」がリセットされて、より爽やかな気分で1日を始められるというメリットが!
JICAの派遣前訓練の生活リズムを素直に続けていれば良かったとも思いますが、今だからこそ分かるものだとも思っています。

まとめ

1.ウルサイ音楽も自然の一部と思ってノイズキャンセリングできる耳を育てる。
2.世の中、知らない方がいいこともあります。むやみに調べるよりも「諦める心」を。
3.普段の生活の中に、ストレスをリセットする「仕組み」を構築する。