2015年10月23日金曜日

ニワトリはいつからニワトリになるのか?

もうずいぶん前から、ニワトリはお肉にしか見えてませんでした。

いつから「コケコッコ」と鳴くのか?

チョコララではニワトリがトウモロコシの“おこぼれ”をつついています。

もしかして、カカオも食べてるのか?

そしたらオリーブ豚みたいに「カカオ鶏」で美味しそう!とか思ってました。

でも、たまたまヒヨコとニワトリの中間くらいの1羽が鳴いてるのを聞いて思い出したんです。

こうやって鳴くんやー!コケーっ!!

「ああ、食べ物である前に、生き物なんだなあ」と。

着任当初は「おお!ニワトリが至るところに!」とか「ごみまで食べてないか?こんな汚い水飲んで気の毒に」と思ってましたが、慣れと言うのは怖いものです。

小学生の頃は実家でも爺ちゃんがニワトリを飼ってましたし、小学校でも飼ってたので世話したこともあります。

でも、いつしかスーパーのパックに入った肉だけを買い、たまごは物価のバロメーターとして捉えてました。

やっぱり成長していく過程を見ることで、生き物であることを認識できるのだと思います。

また「いのちの食べかた」観たいなあ。


「いただきます」って、だれに言いますか?
「食」の不安は、「食」を知ることでしか解決できない!
きっと、誰かに教えたくなる。食べ物があなたの食卓に並ぶまでの、驚くべき旅。
私たち日本人が1年間に食べるお肉(牛・豚・鳥)は約300万トン。だれもが毎日のように食べている膨大な量のお肉。でも、そもそもお肉になる家畜は、どこで生まれ、どのように育てられ、どうやってパックに詰められてお店に並ぶのだろう? 本作は、そんな私たちの生とは切り離せない「食物」を産み出している現場の数々を描いたドキュメンタリー。世界中の人の食を担うため、野菜や果物だけでなく、家畜や魚でさえも大規模な機械化によって生産・管理せざるをえない現代社会の実情。ピッチングマシンのような機械で運ばれるヒヨコの群れ、わずか数秒で解体される魚、巨大なマジックハンドで揺すぶり落とされる木の実、自動車工場のように無駄なく解体される牛…etc。まさに唖然とするような光景の連続。その生産性の高さと、時に絵画のごとく美しい撮影に驚愕しつつも、改めて私たちが生きていることの意味が問い直される!