2015年9月30日水曜日

青年海外協力隊に必要な「4つの資質」以上に大切な「まなぶ」姿勢。

結局は人間同士の付き合いなので、まなぶ姿勢が大切。
いよいよ明日、10月1日からJICAボランティア2015年度秋募集が始まりますね。
思えば2年前、Yahoo!か何かのバナーをクリックしたことから始まりました。

さて、青年海外協力隊に必要とされる4つの資質は
①熱意
②語学
③技術
④健康
説明されていますが、それ以上に大切なものがあります。
それが「まなぶ」姿勢。
途上国では、日本人として培った様々な技術や知識を現地人に伝えますが、それは何も「教えてやっている」という感覚ではありません。
どちらかと言うと「教えさせて貰っている」という感覚に近いでしょうか。

ナゼか?

何でも簡単に伝わらないと、聴いてくれません。
飽きられちゃう。
なので、短いフレーズで、できるだけ簡単に、と思っています。
これは自分の思考をブラッシュアップする良い機会です。
あと、こっちの人の感覚に合わせて伝えること。
たまに見かけるんですよね。
「先進国から来た私が、教えてやってる」感を滲ませている人。

そして、技術や知識は教えられますが、「人生の楽しみ方」という点においては日本人が忘れかけているものを持っています。
「物質的には決して豊かでなくとも、精神面での豊かさを持っている」という月並みな表現ですが、これは現地の人と直接触れ合ってみないとホントに分からないと思います。

そういったことを素直に吸収できる「まなぶ」姿勢が有るか無いかで、いざ派遣されてからの毎日が良くも悪くもなるので、応募する前にチェックしてみてください。

ちなみに今回、ドミニカ共和国ではこの様な募集案件があります。

NGO「家族の病院」の各種広報ツールを刷新して、もっと効果的に活動する為のお手伝い

これなんて楽しそう。今後、自分の活動でFacebookページの運営についての講習もやる予定だから、コラボできたらいいなあ。
ここの病院のHPは「家族の」と付いてる割に地味というか無機質な色使いで、およそドミニカ人受けしそうにない。。。
パッと見ただけでも結構な数の改善点があるのですが、ドミ人と一緒にウェブ制作してみたい人、ぜひご応募ください。