日本語で書くとスゴイことしてそう…。
19人が参加(予定だった)
UMPCアルタミラを構成する各団体の次世代リーダーを対象に企画した講座だったんですが、フタを開けてみると、高校生たちがメインの総勢7人にw
前日までにジョランダが「19人参加するわよ!」と言ってたんですが、そもそも最大で16人って伝えてたんだけどな。誰でも彼でも誘えばいいもんでもないので「なんか違うな~」と思いつつ。メインターゲットや企画趣旨もキチンと説明したはずなのに。
とは言え、無事(?)にスタートしました。
プロジェクターがなけりゃ始まらない?
講座ではプロジェクターを使うので、お願いしてたんですが当日の朝になって「ない」て。曰く「チュンがバッテリーを充電しに家に持って帰った時点で、プロジェクターも持って帰ったものだと思ってた」。
オー、イェー。
さすがにこれは。なので「誰が持ってるの?持って来てもらって」とお願いし、講座開始から遅れること30分。やっとプロジェクター使えるー!て喜んだのも束の間。バッテリーが使えなーい!(職場は電気がない)
いや、ちゃんと充電してたんですよ。
でも、そもそもバッテリーがイカレてた。「使える?壊れてない?」って確認してたのに。そうっスね。ちゃんと動作確認しなかったぼくが悪いデスネ。もう何も信じられん。
全部、事前に自分で確認しないとスムーズに進まないのか。それって、なんか寂しいんですよね・・・。プロジェクターしかり、バッテリーしかり、チェックリスト化しようか。でも、チェックリストがなくなりそう。備品管理は難しい。
なのでもう、今回はプロジェクター諦めました。そしたらジョランダがパソコンの内容を読み上げてくれました。一応、ぼく自身がプロジェクター見ながら話す予定だったんですが。ま、いっか。読み上げることでジョランダ自身も理解するだろうし、何より声が大きいから外の騒音に負けない(←コレ大事)。
アフリカで活動する他の隊次のPC隊員なんかは、配属先に電気がなくてワードやらエクセルやらの操作画面を紙芝居にしたって猛者も居るらしいので、プロジェクターがなかろうが、やろうと思えばやれる!のかもしれない。
聞いたものは忘れる
最初のクラスで伝えたかったのは「主体性」。環境教育で使われる「聞いたことは忘れる。見たことは覚える。経験したことは理解する。発見したものは身に付く」を引用しながらの説明。
ドミニカの教育は先生から生徒へ一方的に伝えるだけっぽいので、だからこそ講座名に「参加型」とわざわざ付けてるんです。ひと通り説明した後、いよいよ参加型環境教育の体験に。
こんかい用意したのは「マッチ棒パズル」。2本動かして正方形を5つにしてね。
環境教育と全然カンケーないじゃーん!て思うかもですが、環境教育って「見えないものを見えるよにしていく」プロセスが大切だな、と思うのです。それで、マッチ棒を色々動かしながら試行錯誤していく過程を辿ることで想像力を養って欲しい。
結果、出来たの7人中1人。
そのコは自分で発見した。あとの参加者はどうやっても出来なかったみたいなので、とりあえず出来たコに説明して貰うことに。
これで「見た」ワケです。「見たことは覚えるだよね。だから今からもう1回自分でマッチ棒を動かしてみて経験して。経験したことは理解するだよね」と、もうホントに1歩ずつ。
この講座、全10回の予定なんですが、無事に修了するとオリジナルのポロシャツと市長認定の賞状が手に入ります。修了条件は80%の出席率と宿題のコンプリート。今回の宿題は「今日やったマッチ棒パズルを、『聞いことは~』の諺と一緒に、学校や家で5人以上に伝える」というもの。ちゃんとやってくるかなー?
ラジオ体操方式?
ついでに出席カードを作りました。小学校の頃に配られた、ラジオ体操でハンコ押してもらうやつっぽく。ハンコ押してもらいたくて頑張った記憶があったので、毎回終了後にぼくのハンコを押す&次回の日程を書き込む方式です。
後片付けをしましょう
講座終了間際にジョランダがジュースとお菓子を買ってくる。ドミニカでは何かあればジュースとお菓子は必須。これは文化なのでとやかく言わないけど、タイミングは改めて決めておかねば。
そして課題は講座の後片付け。イス片づけろー!
ごみのポイ捨てもイスの片づけも、要は自分が使った後、自分で始末するってこと。この写真を次回見せて問題提議しよう。このアイデアは他の環境教育隊員からの拝借です。