2016年2月13日土曜日

成功するために失敗を知る・認めることの大切さ

ああ。としっくりくる記事があったので、メモがてら。


まさに凡庸

東洋経済の記事です。

地域ブランドは「一定の知名度のある地域」で「特徴ある商材」がセットになることによって、成立します。

そもそも名前だけで地域の特性やストーリーを誰もがイメージでき、価値が上がるブランド力の地域はそれほどありません。さらに肉や魚や貝や米や水といった商材、はたまた山や田畑や海や川といった観光資源も、日本中を見渡せば多数存在しています。

その地域が駄目だとかではなく、凡庸な地域と商品のまま、わざわざ「地域ブランド」による地域活性化を目指すこと自体が打ち手として、適切ではないということです。

―― 「地域ブランド化」が失敗に終わる3つの理由 / 東洋経済


アルタミラはバルトロ・コロンという大選手が建てた球場があり、コロンを育てた自然を味わってもらうべくエコツーリズムを推進しているのですが、まさにコレ。自然も野球選手も、ドミニカに溢れてます。

過去記事:ドミニカに住んでるんだもの、メジャーリーガーに会いに行こう!

「球場」や「自然」というモノじゃなく、コロンが成功して野球少年・少女たちに夢を与え得る球場を寄付したという点に焦点を当て、ドミニカン・ドリームと、それを支える世代を超えた助け合いや社会的な投資感覚への気づきを推しだした方がいいのでは?と思うのです。それがサステイナブルなツーリズムだと思うでのすが。



いま進めている商品開発に、どうやって「持続可能な社会のための行動」のストーリーを乗せていくか。

先日、コロンビアの一村一品の活動を紹介するセミナーがあったらしいですが、成功例よりも失敗例を学ぶことが、ドミニカ人には必要な気もします。