フォースと共にあらんことを
パナマに居るスターウォーズ隊員から「(首都の)パナマシティですら、スペイン語の吹き替えしかやってなかった(TTωTT)」って連絡もらってたので心配してたんですが、やってましたスペイン語字幕付きの英語版。
いやぁ、おもしろかった!ハン・ソロ登場したシーンなんか、ウルウルですよ。――とは言え、あんまり詳しい方でもないのでスターウォーズ隊員と感想シェアしたときの会話から幾つか抜粋。引用部分がSW隊員です。
The Force(フォース)がスペ語だとLa Fuerza(ラ・フエルサ)になってたね。
そうですよ!あと、Lado oscuro(ラド・オスクーロ)。ダークサイドて言え!固有名詞や!
まぁ(心に)入ってこんこん!
「May the Force be with you.」のセリフのシーンは、ホントに英語で観れてよかった。
そう、そこなんて言ったか聞き取れんかったんすよ!あれだけ有名や歴史的大作なら、吹き替えと字幕の両方をどこの国でも用意すべき!
・・・という様なやり取りを1時間以上してました。ちなみにMay the Force be with you.をスペイン語ではQue la Fuerza te acompañe.(ケ ラ フエルサ テ アコンパニェ)と言うらしい。入ってこなーい!
というワケで、SWシリーズのセリフを幾つかスペイン語にしてみましょう。発音はドミ共仕様です。違ってたらゴメン。
ぼくはジェダイだ!かつて父がそうであった様に。(by ルーク・スカイウォーカー)
英語:I am a Jedi like my father before me.
西語:Yo soy un Jedi como mi padre antes que yo.(ジョ ソイ ウン ヘディ コモ ミ パドレ アンテス ケ ジョ)
ルーク、私がお前の父親だ。(by ダース・ベイダー)
英語:Luke, I'm your father.
西語:Luke, yo soy tu padre.(ルケ、ジョ ソイ トゥ パドレ)
なんだか嫌な予感がする。(by ハン・ソロ)
英語:I have a bad feeling about this.
西語:Yo tengo un mal presentimiento sobre esto.(ジョ テンゴ ウン マル プレセンティミエント ソブレ エスト)
固有名詞を含まないセリフなので、そんなに違和感ないかなー?確かにむかしは日本でもフォースを「理力」って訳してたらしいのでなんですが、やはりスペイン語でもフォースやダークサイド(暗黒面)等の有名どころは英語のままにしておいてほしいかも。
ダークサイドが出てくる有名なセリフ「Fear is the path to the dark side. Fear leads to anger. Anger leads to hate. Hate leads to suffering.(恐れはダークサイドにつながる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へつながる)」のスペ語訳は、SW隊員に任せた!
鑑賞の仕方は自由だ!
映画に「正しい観かた・楽しみかた」なんてないと思います。日本だとみんな静かに観ますが、外国だと割と賑やかに観ますしね。個人や国の文化によって千差万別だと思うので、ドミニカに来てまで静かに観れるなんてミジンコほども期待してませんでした。
―が!
ぼくを入れて5組程しか観客が居ない!公開から1ヵ月ほど経った3連休の中日の昼イチバンとはいえ少ないんじゃないか・・・。静かだった。これは予想外のラッキー!
でも、14時上映開始の回のチケット販売が14時からって何?日本人のぼくでなくてもヨーロッパ系と思しき女性が「は?なんで?」と詰め寄ってました。
そしてエンドロールが始まって10秒したら照明が明るくなり、掃除係の人たちが入ってくる。いや、まだエンドロール流れてるんですけど。この段階で席に座ってるのはぼくと若いカップルの男性(セニョール)だけ。女性は立って帰りたそうにしてる。
それでもぼくとセニョールは微動だにせず、掃除係が動き回る明るい空間でエンドロールをジッと見つめてたら、掃除が終わってしばらくして暗くなりました。百歩譲ってエンドロールの途中で明るくするにしても、それは客が全員いなくなってからにしろ!思い込みや習慣で照明上げるな掃除入るな。
上映前の待ち時間のワクワクや、エンドロールを最後まで観て余韻に浸るというのがぼくは楽しいと思うのですが、その選択の余地を与えないサービス提供者というのは、ホンマに映画を大切にしてるのか?と思わざるを得ない。ドミニカでイチバン高級なモールにある映画館なのに。
こんかいの居座りで、少しでもドミニカ共和国の映画館のサービスレベルが向上しますように。