2016年1月20日水曜日

みかん県民でよかった!カカオの木ほったらかしの原因はコレだ!?

当たり前すぎると、ありがたみを忘れるという話。

アルタミラ産にも、愛がある。

愛媛県民なら誰もが1度は聞いたことがある、愛媛の農林水産物統一キャッチフレーズ『愛媛産には、愛がある。』。実はこのキャッチフレーズというかロゴがけっこう好きでして。関係者さんが着てるポロシャツとか、いつも「いいなー」と思いながら見てました。県庁前のコンビニでTシャツ売ってるのね。

いよココロザシ大学のみんなも県内の6次化産品が集合する「愛顔(えがお)の食卓」を3月中旬までがんばってるし、励みになる。ドミニカ共和国から応援してる!



チョコララといえば最近、パッケージを一新しました。メインカラーは赤。愛と情熱の色です。



そんなこんなで今日は「1次」を知るために、チョコララのカカオ畑をじっくり歩いてみました。ホントにちっちゃな畑で隅々まで歩いたって10分もかからない。でも、それ故に1本1本とゆっくり向き合える。昨日、アンディから教えてもらった手入れの仕方を元に、改めて眺めてみると「確かにねー」と思う。

これ、カカオの実の成長途中なんですが、左側に黒くなった実があるでしょ?水分が足りなくて萎れちゃったやつ。これを間引いてあげるんです。しっかり成長してる実の妨げにならないように。


で、全部の木を見ると、あるわあるわ。


見事にほったらかしてるなー。「誰か、木の世話してるの?」って聞いたら「誰も」。お、おおう・・・。


雇用の創出にむけて

この光景、どこかで見たぞ・・・と思ってたら、地元でほったらかしにされてたみかん畑だった。小学生の頃はちゃんと手入れされてたけど、そのうち荒れ始めた通学路沿いのあの畑。

たぶん生産者さんの高齢化とか職変えでほったらかされたんだろうけど、みかん畑がそこら中にある身としては「ふーん」くらいに思ってた。アルタミラもそこら中にカカオ畑があって、きっと心境としては同じなのではないかと。

というワケで明日は全部で何本の木があるかを数え、それぞれに名前をつけることに。番号でもいいんだけど、なんか味気ないし。とりあえず「あって当たり前」なものから「自分が名付けた1本」に変えることでオーナーシップマインドを醸成しようかと。

こないだ手伝ってくれたおっちゃんとカウント&ごみ拾い頑張ります。彼は普段仕事がないらしく、たった1人分の雇用でも創出できればいいな、と。きちんと手入れして観光客に相応の内容とツアー料金を提示できれば、常用に切り替えられるかもだし。

チョコララのカカオ畑、ホントに「ちょうどいい」んですよ。茂り具合というかサイズ感というか。チョコララのみんなは気付いてないかもしれないけど、カカオがない国から来た人間にしてみれば、マジで贅沢な空間です。畑自体はアルタミラや隣町含めて何ヵ所か回りましたが、身内びいきを勘案しても、やっぱりいい。そして、みかん農家さんが自分の畑を大切に想う気持ちが少し分かった気がします。

今、イチバンたわわに実ってる1本。