どの町にも、独立記念日である2月27日のスペイン語「27 de Febrero」(ベンティシエテ デ フェブレロ)と、そのときの指導者ファン・パブロ・デュアルテの名前が付いた道があります。
そんなドミニカ共和国の国旗、これがけっこうカッコいい。
首都の27 de Feb.通りと国旗 |
赤、青、白の3色にそれぞれ意味があって、赤は独立の為に流された血、青は発展と自由、白は平和と統合を象徴している。
ハイチ共和国の国旗がベースになっているらしく、今のドミニカ・ハイチ間の関係を考えると少し複雑な感想を持ってしまう。
過去記事:日本も移民を受け入れればいいですよ。
そんな彼ら・彼女らのドミニカ好きを表すのが、ぼくに対する質問。
誰に会っても、だいたい初対面では「ドミニカ、好きか?」
答えはもちろん「クラロ ケ シィ!」
(「シ」がイエスの意味で、「クラロ」は勿論を意味するスペイン語)
最高の笑顔が返ってきます。
見知らぬドミニカ人から「チノ、チノ!」とからかわれることも多いですが、自分の国が好きだからこそ自分たちは他の民族(ハイチ人とか)より優れていると思い、知らない世界のことは興味もなくテキトーすぎるのかもしれない・・・と思うと、それもまた幸せの1つの形かな?と思ってしまいます。
何も、世界の全てを知ることが幸せではないのから。
自分の国を好きになることや自己肯定力の高さは、日本人が見習うべき点でしょう。
環境教育の必要性を理解してもらうのに、国旗の色が持つ意味も活用できそう。
環境が悪くなれば血は濁り、発展は終焉を迎え、平和は過去の話になる、とか。
あと、国家もカッコいいので動画を張り付けておきます。