2015年10月14日水曜日

ドミニカの電線は感電しない?

ドミニカ共和国では停電すると「セ フエ ア ルース」、回復すると「ジェゴ ア ルース」と言ってちょっとだけ騒ぎ、それが日常のリズムに組み込まれています。


その電線は「お飾り」か!

そんな停電が当たり前のドミニカ共和国ですが、電線だけはしっかり通ってます。

しかも、やたら大量に。



日本の都市部でも、こんなに混雑した電線見たことないぞ…。

それもそのはず。

だって、断線したやつは回収せずに、新しく張り直してますから。

どうやらドミニカ共和国では銅の輸出が禁止されたらしく、盗んでもお金にならないとか。

だから回収せずに、新しく張り直してるのか。

ーて、静脈経済は盗まれる前提???

とりあえず目の前の現実にだけ対処して、過ぎ去りし日々のことには頓着しないのがドミニカ流。

その流儀が、ここでもいかんなく発揮されてます。

だからコーラのペットボトルをくくりつけたロープを投げつけてブルーシートを広げて日よけにしようが、感電することなく商売ができるのですね…。

きっと「この線は大丈夫」って情報が共有されてるんだろうな。

たくましいぞ、ドミニカの露天商!